読んだ本からの文章抜粋


  • 『奇跡のリンゴ』石川拓冶著、幻冬舎・2008年7月

  • ○「人が作った機械に人間が使われるようになるんだとな。今の世の中を見れば、そのとおりになってるよ。
    コンピュータと同じでさ他から与えらr手田者しか利用できない人がすごく増えてしまった。
    自分の頭で考えようとしないの。インターネットだってそうだよ。みんな答えはインターネットの中にあると
    おもいこんでしまうのな」

    ○「肥料というものは、それが化学肥料であれ有機肥料であれ、リンゴの木に余分な栄養を与え、
    害虫を集めるひとつの原因になるということだ。肥料を与えれば、確かにリンゴの実は簡単に大きくなる。
    けれど、リンゴの木からすれば、安易に栄養が得られるために、地中に深く根を張り巡らせなくても
    いいということになる。運動もろくにしないのに、食べ物ばかり豊富に与えられる子供のようなものだ。
    現代の子供たちに、免疫系の疾患が増えていることは周知のことだが、肥料を与えすぎたリンゴの木にも
    似たことが起きるのではないか。その結果、自然の抵抗力を失い、農薬なしには、害虫や病気に勝つことが
    できなくなるのではないかと木村は言う」

  • 『おもしろくて、ありがたい』池波正太郎著、 PHP文庫・2005年7月

  • ○「六月火雲飛白雲」(中峰広録)

    ○「残心」

  • 『道があるから迷う・読むクスリ33』上前淳一郎著、 文芸春秋・2003年3月

  • ○「偶然は用意の出来ている人間しか助けない」(ルイ・パスツール)仏の細菌学者、狂犬病ワクチンの発明。

  • 『素人のように考え、玄人として実行する』 金出武雄著、PHP文庫・2004年11月

  • ○ 「考える時は素人として素直に、実行する時には玄人として綿密に行動」
    ○「創造は省略である」
    ○「『KISS』とは”Keep it simple, stupid”(こら!簡単にやれ、ばか者)軍隊用語から。」
      固定観念にとらわれず、単純に、簡単に、とにかく前に踏み込んでゆくことで可能性が広がる。
    ○「知的体力=集中力、アイデアは思考の持続から生まれる」
    ○「真似をしてもいいではないか。最初は同じものだが、それに何を付加するか、
      それを昇華させるレベルがどれほど高いかどうかが勝負である。」
     「ほとんどの創造は、真似に付加価値をつけたものである」
    ○「論文、講演では、”ベストファースト”手持ちの良いものから、結論から始める。
      前置きはなし。 論文は推理小説と同じだ。
      1ユニットには、1トピック。論文の良し悪しは、構想力と構成力だ!
      文章は、主語から始めよ。副詞から始めるのはダメ。知のスピード。」


  • 『使える!「徒然草」』 斉藤孝著、PHP新書・2005年3月

  • ○「必ず果し遂げんと思はん事は、起源を言ふべからず。」
    ○「偽りても賢を学ばんを、賢というべし」
    ○「『敏き時は、則ち功あり』」


  • 『自在力2』 塩谷信男社、サンマーク出版・2004年9月

  • ○心身一如
    ○@物事をすべて前向きに考える、A感謝の心を忘れない、B愚痴をこぼさない
    ○愚痴はこぼさない、こぼしたくなったら10数える。
    ○過去にこだわらず、未来を憂えることもなく、そのときそのときを懸命に生きて、「今日一日の労苦は今日一日にて足れり」という迷いのない、生き方。
    ○「無意識の道」を歩む。自分がしたいこと、すべきことを実践すればよい。
    ○思いこそが、私たちの前に道を作る
    ○「正心調息法」(呼吸法)@吸息ーA充息(息を止め下腹部に力を入れる)ーB吐息ーC小息(普通の息)x25回+「鈴の印」


  • 『盲点力』 多胡輝著・新講社、2004年4月

  • ○目の高さによって、世界はまるで違ってみえる。盲点力にも同じことがいえる。
    ○自分の盲点に気づくためには、染み付いたバランス感覚を徹底的に破壊するしかない。ついでに、破壊をたのしんでみることである。
    ○他人の意見をまず肯定することから始めよう。盲点力とは万事に肯定的な人間にこそ宿る
    ○毎日新しいことを3つ探す
    ○行き詰まったときには、今ある素材を総点検してみる


  • 『氣の威力』 藤平光一著・講談社+α文庫、2004年10月

  • ○「天地は無限の半径で描いた無限の円である。自分の位置より、右も左も、上も下も無限である。自分が一歩右へ寄っても、天地の右方が一歩短くなるということはない。あいかわらず無限である。  自分は天地の中心である。無限の円を集約したものが自分であり、さらにそれを集約したものが心身統一の四大原則の第一"臍下の一点"である。この一点も、かたちのあるものではなく、無限に縮小されていく一点である。一があれば二分の一がある。さらに二分の一、二分の一と縮小しても永久にゼロにならない」

  • 『40歳からの人を動かす「表現力」』 中島孝志著・講談社+α文庫、2004年3月

  • ○3行革命ー話のポイントをすべて3つに集約して話す

  • 『四字熟語の知恵』ひろさちや著・日経ビジネス人文庫、2004年10月

  • ○「不将不迎(ふしょうふげい)」(過ぎ去ったことをくよくよせず、将来を思いわずらうな)
    ○「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」(「石に枕し、流れに漱(くちすす)ぐ」をいい間違えた頑固な言い逃れ)
    ○「禍福無門(かふくむもん)」(わすれるべからず、禍福は自分が招くものだ)
    ○「雨奇晴好(うきせいこう)」(晴れるもよし。雨もまたよし。そのとき、そこで見える景色を楽しもう)
    ○「滴水滴凍(てきすいてきとう)」(水滴が次々と凍るように、感情を芽生えた瞬間に凍結するのが聖者の道だ)

  • 『日本の文化力が世界を幸せにする』日下公人・呉善花著・PHP研究所、2004年12月

  • ○「日本的なものの中にこそ、未来性、世界性がある」(呉善花)
    ○「セールスマンは自分を売れ、品物はその後だ」(日下公人)
    ○「(日本人の)知的好奇心の強さの理由は、聖徳太子のころから日本には世界の主要思想や宗教や科学が全部流入し、かつ、 それを比較して議論する自由があったからでしょう。この思想・宗教・科学を誰でも自由に議論できる国というのは、 他に例がありません。(日下公人)
    ○「私は26年前、『新・文化産業論』(東洋経済新報社)という本の中で、「日本はこれまで、鉄を1トンでもよけいにつくりたい、 石油を1バーレルでもたくさん消費したいと励んできたが、この時代は間もなく終わって、次は鉄1トン当たり、石油1バーレルあたり、 どれだけの幸福や美を作り上げられるかを競争する時代になる。(日下公人)
    ○3つの世界観ー終わりなき世・輪廻・最後の審判
     終りなき世
     輪廻ー繰り返し無限に続く。仏教・ヒンズー教。
     最後の審判ーいつか時間が終わる。ユダヤ教(イスラム教、キリスト教)
    ○「想像力・イメージを愉しむ文化が日本には根付いている」(呉善花) 「お茶室の床の間に茶花を飾るときには、完璧に咲いた花よりもつぼみがふさわしい。それは、見る人が見えないところを埋めてくれるからだ」
    ○「守破離」−能で使われる言葉。 ○「伝統とは保守し維持していけばいいものではなくて、常に新しく変化させて未来へつなげてゆくこと」(呉善花)