お薦めの本
- 『奇跡のリンゴ』石川拓治著、幻冬舎、2008年7月25日発行
(無農薬リンゴの栽培という)絶対不可能を覆した農家木村秋則の記録」とある。
しかし、単なる記録にとどまらず、木村秋則さんの哲学、生き様を通して自然と人間
の関係まで考えさせられる内容になっている。
木村秋則さんとは、東京と北海道の帯広で、2度ほど会ったことがある。
この本を読んで、いろいろのことを知った。その一つが、彼の歯のない理由だ。
特に若い人に読んで欲しい1冊だ。
木村秋則さんは、NHK「プロフェショナル仕事の流儀」で取り上げられた。
定価1,300円+税
- 『夢と欲望のコスメ戦争』三田村蕗子著、新潮社新書、2005年3月20日発行
女性のみならず男性にもお奨め。
単なる化粧品についてではなく、ビジネスという視点で書かれている。
価格680円+税
- 『豪華客船を愉しむ』森隆行著、PHP新書、2005年3月15日発行
初めての人も、すでに豪華客船経験者にも楽しめる、客船の愉しみと豪華客船の話題が満載
日本の豪華客船3隻「にっぽん丸」、「飛鳥」、「ぱしふぃっくびいなす」を実際に取材、
その愉しみ方からタイタニックの話まで盛りだくさんの内容です。
発行をお楽しみに。是非お買い求め下さい。
価格920円+税です。
- 『港湾と地域の経済学』監修/市村眞一、編著/土井正幸著、多賀出版200311月年
港湾と地域経済を一体的に取り扱った、総合的な港湾論は他に類を見ない。
著者の前書き(下記・抜粋)にもあるように研究者、実務者、学生に必読の港湾論である。
『そもそも経済学は、「地域」という要因を軽視してきた。経済地理学が進歩して地域科学となって、
次第に経済学の一角に確固とした位置をしめるようになっては来たが、まだ不十分である。
道路や鉄道による交通論は多いが、港湾や空港による輸送をめぐる諸問題の研究は、経済の現実に著しく
立ち後れている。本書は、まさにその欠を補うものである。
地域経済と港湾とが一緒になったものが他の地域経済と港湾が一緒になったものと競争しているという理解が
不可欠で、港湾政策評価は、直接的な運営効率以外に地域への経済効果を通して行わないとならない。
このような問題意識の基に書かれた本書は、学生・大学院生、港湾経営実務者、港湾政策立案者とコンサル
タント
実務者、港湾経済あるいは地域経済研究者など幅広い読者層に向けた、港湾と地域の経済学に関する
現実政策・理論的示唆・実証分析を収めた総合的な著作である。政策の課題や示唆について現実に即した
議論を進めてあるが、学術的な研究は逸脱しないよう心がけてきた。』
- 『日本の論点・2011』文芸春秋編 2010年11月
2011年版が出た。編集担当されている方々の苦労がしのばれる。
現在の諸問題をすべて網羅している役に立つ一冊だ。
家庭に一冊の常備薬ならぬ、常備本である。
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